貯蓄

ゆうちょ学資保険

いまから数年前に、郵政民営化が大きな話題となりました。
便利になったと感じる人もいる一方で、不便になったと不満を感じる人もいるなど様々な意見が飛び交っていました。
学資保険に関する状況も、郵政民営化によって少なからず影響を受けています。

以前はゆうちょ学資保険として、郵便局が扱っていた学資保険があります。
現在はかんぽ生命へと業務委託されているので、名前も変わっています。
新学資保険という名前に変わっていますが、学資保険の内容自体はそれほど変わっていませんので条件も以前と同じです。

そもそも学資保険というのは、子供の将来のことを考えて加入する保険です。
学資保険という名前からも、学校に関する費用のために加入する保険というイメージが強いのですが、医療保険や生命保険としての意味合いもあります。
もちろん学資保険にも種類があるので、将来の学費のための貯蓄するタイプと、病気になったときにも安心の保障をメインにしたタイプなどがあります。

しかしゆうちょ学資保険=新学資保険は、保障がメインの学資保険です。
貯蓄をメインにしている学資保険は、払戻金のために月々の保険料を貯金するような感覚ですね。
いずれ払戻金を受け取れるのが何よりの魅力です。

しかし保障がメインの学資保険は、払った分が100%戻ってくるとは限りません。
最悪それよりも少ない金額しか保障してもらえない、いわゆる元ワレということになってしまいます。
ゆうちょ学資保険だったときには国が運営していたので保障内容も充実していましたが、郵政民営化に伴い国というバックアップがなくなってしまったため
魅力も半減していると言われています。

もちろんゆうちょ学資保険が良くない、と言っているのではありません。
保証をメインにしたい人には安心できるポイントもあります。
親の契約年齢や加入する子供の年齢、保険金額などは以前と変わらずそのままとなっています。
給付金を受け取る年齢も数回に設定されているので、保障を重視しつつ給付金も受け取りたいという人にはいいかもしれません。
このサイト http://www.supermariopartysite.com/の解説も大変参考になります。